「髪、伸ばせば?」 「えぇ~似合わないよ」 大袈裟に手を振りながら否定してみる。 「俺は似合うと思うけど」 えっ…似合う?ショートヘア以外の髪型が? 「えーっと…そうか、な?」 望月のほうを見ながら答える。 「おうっ」 望月が私を見ながら笑って答えた。