「……恭。屋上行こ。」



そう言って俺の制服の裾を掴むあげは




屋上につくまであげはは全くしゃべらなかった



「あげは…?何かあったのか?」



そう言って覗き込んだ



「えっ!?なんでもないよ!気にしないで!」



気にしないでって……




「心配なんだけど……。」