「じゃあ俺帰るわ♪あっ!彼女との結婚式には絶対呼ぶから2人で来いよな♪」



そう言って教室を出ていった。



「……えっ…と……恭?」



「はあぁぁ―――」



俺はその場に座り込んだ。


「えっ!?恭!?大丈夫?」


「よかった……マジ焦った………。」



「へっ?」




うつ向き加減に言ったせいか聞こえてないみたいだ。


「いや………別に………。」


「えぇ―気になる―。何?」



そういいながら俺と同じ視線の高さになるまで座り込んだ。


「なんて言ったの?」



そう言って俺を見るあげは。