「何してんだよ!!」 「やっぱりさっき謝ったの撤回するわ。あげはにキミは似合わない。」 「はぁ!?」 怒りなんて言葉じゃ表せないほどの感情。 「あげはは何もしてないのに、あげはにあたるのは間違ってるだろ!?」 ……確かに……その通りだ…… 「だからキミに…あげはは渡せない。」 夕焼けに照らされる教室で谷口の声が嫌に俺の心に突き刺さった………。