「おっ♪やっと反応したな。つ―かお前、あげはちゃんのことになると反応するよな―♪」



「うるさい。」



「まぁ―いいじゃん♪いいじゃん♪」



こいつの言い方がイラつく………。




「まぁ―あげはちゃんのことだから心配いらないさ。」


「あぁ―だな。」




「お前って本当にあげはちゃんにベタ惚れだな――。」



やっぱりこいつうざい。




俺は逃げるようにして教室を出た。



行く先はもちろん屋上。