「……あげは。」



「心配してくれてるのにごめんね。じゃあ私恭と待ち合わせてるからまたね。」



そう言って愛に手を振り恭の待っている下駄箱へと向かった




「恭♪」


私は恭の元へと駆け寄った

「恭。帰ろ♪」


「あ…あぁ……。」


………あれ?



恭の様子がおかしい



「恭?どうかしたの?」



「イヤ…別に。」



恭はそう答えるだけだった。