「なんでシテないわけ?」



「だ……だってぇ――。」



「もしかしてあげはが拒否ってるの!?ダメじゃんあげは!」



拒否る!?




「違うよ!拒否したのはあのクリスマスだけだよ!」


愛にはあのクリスマスのことをすべて話した



愛は私の頭を撫でて


「よかったね。」


って涙を溜めながら言ってくれたんだ。