「止めてよ!!」



私はやっとのことで恭を突飛ばした




「なんでこんなキスするの……。私……恭のこと嫌いになれないじゃん!」



恭のキスは激しかったけど何か優しさのようなものも感じられた




「恭のバカッ!!」



私はまた部屋を出ようとした……その瞬間


[グイッ]



恭に手を引かれ抱きしめられた



「……ッや!」

「ごめん!ごめん!!あげは。俺……最初はカケでお前に話かけたんだ……。」


「今さらいいよ!もう離して!」



我慢していた涙が溢れだしてさっきから止まらない……。