ボクは君を見かけるとさりげなく君に近づき挨拶をする


君は少し顔を赤くして


ペコ


と小さくお辞儀をしてくれる


その姿がすごく愛しくてボクは口元の緩みが止まらない


そして


ある日突然言われた


友達からの言葉


“彼女ほしーよな”


その言葉にボクはすかさず頷いた


僕ボクの頭の中には君の笑顔が浮かんでいた


“じゃあさどっちが早く彼女が出来るか勝負しよーぜ”


その言葉にも頷いていた


負けたほうは勝ったほうに1000円


興味半分で始めたその賭け



この賭けが君の事をすごく傷つけることになるとは



このとき思いもしなかった