帰り…
男子たちが、
「おまえら一緒に帰れよ!せっかくやし♪」
「え…はずいわ 照」
「うちはいいよ!」
「そう?!ぢゃ一緒にかえろか!」
「うん☆彡」
初めてふたりで帰った。
璃玖は優等生だから、私にたくさんの勉強方法やアドバイスをくれた!
私は、璃玖に毎日の話をした。
例えば〜
愛犬の話とか、お母さんと喧嘩した話。
璃玖は私の話でよくわらってくれた。
家まで送ってくれて
「わざわざありがと」
「たいしたことないよ」
「うん、楽しかった^^」
もう夕方。
暗くなってきて…
璃玖は私の腰に手をまわした。
「え…なに? 驚」
「大好き」
そう言うと
チュッ!
優しくキスをされた。
私は何も言えず
立ち尽くしていた。
「ぢゃ、またな」
そういって璃玖はかえってしまった。
本音は、とっても嬉しかった。でも…急すぎて私は、何も言えなかった。