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時刻は４時すぎ。


「……はぁ」



また時間を確認してため息。

チクタク……


さっきから時計の時を刻む音ばかり気にしてる自分がいた。




どうすればいいのかな……

音弥の表情と言葉がまたフラッシュバックして、あたしの心を重くする。



『……明日、美海は来なくてもいいから』



今日の夕方５時に校門前で。
そう約束したのに……

後悔と悲しみが込み上げてくる。










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