「お姉ちゃん、帰りに本屋に寄ってくれる?」


「いいよ。何かオススメあんの?」


「ううん…ちょっと調べたいことがあって」


「そ…時間かかりそう?」


「なるべく急ぐから」


「じゃ、私も何か立ち読みして待ってるわ」


「ごめんね〜」


車が本屋の駐車場に入り、私は胸がドキドキした


「行こうか」


「あ…うん…」


「じゃ、この辺にいるから、用事済んだら声かけて」