「はあ〜、離れろ」 「うん!」 素直に離れても、里亜はすぐにまた 俺の腕に、くっついてくる。 恥ずかしさ? ないね。 すでに、慣れてる。 ただ、歩きにくい・・・・・・ 「わたし、これ、みたい・・・・・・!」 映画館につくと、里亜が言った。 _