「まぁいいか、よし裏庭行くぞ」
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> 「ふぇ…!?裏庭??」
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> 「学校の中じゃまわりがうるせーからな」
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> なるほど…
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> 「ほら行くぞっ!昼休みが終わっちまう!」
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> グイッッ!!
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> えぇ~手!手ぇ繋いでるー!!
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> 「はっ放してぇー……」
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> ――――――――
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> 「ゼーハーゼーハー…」
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> 死ぬかと思った…来斗くん足めちゃ早い…けど来斗くんの方は息ひとつ切れてない。
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> 「ほら、食おうぜ!」
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> 私は息を切らしながらも来斗くんにお弁当を渡した。
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> 「おっ見掛けおいしそうじゃん」
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> 見掛けわって…失礼ね!
> 「いただきまーす」
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> 来斗くんは私の作ったお弁当を食べ始めた。
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> 「…………」
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> あれ?無言…もしかしてマズかった?
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> 「あの…味どーですか…?」
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> 「……………うまい!お前超天才!!」
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> ドキッッ!!
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> すっごい笑顔…来斗くんのこんな笑顔初めて見た…かわいい…
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> えっ!!私今かわいいっていった!?えっえっ嫌いなハズなのに!
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> 「また次も頼むな」
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> ドキドキドキ……
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> どうしようドキドキが止まらない鳴りやめ心臓!!