来斗Side

「じゃあまた明日ね…」

実友が気まずそうに言って俺らは別れた。

別れた後俺らは沈黙のまま歩いていた。

沈黙を破ったのは香矢。

「なぁ、お前なんで実友と一緒にいたの?」

こいつは実友が好きなのか?

「えっ…帰りたかったから♪」

意地悪く言ってみた。
「ふ~ん…」

「…オレらの関係気になる?」

て言ったらスゲー睨まれた。

「オレら付き合ってんの♪」

「嘘…だろ…」

「うん♪嘘!…でも付き合うことになるんじゃん?」