実友Side

私は下駄箱に着いた。
来斗くんどこだろう…
私はキョロキョロ来斗くんの姿を探した。

「あっ」

来斗くんが携帯を見ながら待っていた。

「おせーよ」

「ごっごめんなさい!」

「じゃ帰るぞ」

「へッ!??」

来斗くんはいきなり言い出した。

「あれっ?実友と来斗じゃね?」

「あっ香矢!部活はどうしたの?」

「あー今日は休みなんだわ。お前ら帰んの?」

「ああ…」

「じゃあ三人で帰ろうぜ!」

「うん!!」