「駄目っ!」



勝手に体が動いていた。
嫌だったの。



「大和、誰この子?」

「マネージャー。」

「お願い、大和。
行かないで?」

「駄目よ、大和は今日私といるの。
それに大和は全員遊びなのよ?」

「そうじゃないの…。
大和は、サッカーをしなきゃ駄目なの。」

「悪い。」



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