「亜・美ちゃ〜ん♪」





あたしは震える体を押さえてクローゼットの隙間からあたしを呼ぶ人物を見る。


けど…





隙間から覗いても覗いていなくてもその人はあたしが居るところがわかるらしい。





「亜美ちゃん発見っ☆」





そう言ってクローゼットの扉が勢いよく開きあたしに抱きついてきたあたしより背が低くて女の子すぎる女の子。





「彩未様…引っ付かないでください」





「いやぁ〜彩未様なんて呼ばないでよっ
[愛してる彩未りん☆]って言ってぇ〜」