十夜くんは ちょっと引いたって感じの顔をあたしに見せた。 遊んでないし。 てかどんな遊びだよ。 「遊んでません。 なんか分かんないけど脱走しないようにらしい」 「あぁ そう言うことか… 二人とも手錠と鎖の鍵をおいて出ていってくれ」 二人に可愛らしい女の子みたいな微笑みを見せながらそう十夜くんが言うと 二人はまたキレイなお辞儀をしてから部屋を出ていった。