あたしが
何も言わずにいると
伊藤さんは諦めたのか
話しかけてこなかった。





ベッドに寝ながらでも見える天窓は
もう真っ暗で
一番星か分からないけど一つだけピカピカ光ってる星があった。





星をこんなにマジマジと見たのっていつ以来だろ…。




ガチャッ





扉が開く音で三人一斉に扉の方を見た。