十夜くんに頼まれた事?





なんだろ…?





「なに?」





首を傾げて聞いてみると
柘気はあたしから目をそらして言いにくそうにしている。





「あの…ぉしおきを…」





「え…」





おしおき?





おしおきって
この前十夜くんが言ってた
あのおしおき…?





あたしは
自分の体が熱くなるのがわかって柘気から目をそらした。