いや、ずっと待ってたけどね?
まだ待てと?


そう突っ込みたくなったけど、

きっと、彼女が願ってくれているはずだから、信じてみよう。

そう思った。


「安藤がちぃに惚れないように今日から毎日神社に拝みに行くことにした!」

「何言ってるの?やめてよ(笑)」


俺が、彼女の幸せをここで祈り続けていたことは誰にも言っていない。
俺だけの秘密だった。


それなのに、知っていた。

俺にとっちゃ、神様より凄い。