部活も終わり、侑里と一緒に体育館で真実を待っていた。




真「華恋ー!侑里ー!ごめんごめん!コーチの話長くてさ」


真実が笑いながら言った。


侑「…あれ?真実〜まだ練習してんじゃん。」



あ、確かに。

うちの男バスって確か結構
いいとこまで毎回いくんだけど
なかなかトップになれてないんだよね




真「あ〜男子だけだよ。っていっても一部だけ。なんかこの前の試合で負けたからより練習に気が入ってんじゃない?」


へ〜。やる気満々じゃん。


ボーッと眺めていると

あ、さっきの人だ!


その人は髪がサラっとしてるけど

ワックスでたっていて少し癖毛がまじっていて顔はすごくかっこよくて笑顔がとても可愛かった。


華「ねえ、真実、あの人誰?」



真「ん?…あ〜大谷先輩でしょ?大谷雄也。2年生でね〜頭はいいし、かっこいいしバスケはスタメンだし運動できるから後輩にも同期にもモッテモテ!毎日部活にファンが来るし他校でも有名らしい!そのくせ、先輩女の子苦手で彼女もすきな人もできたことないんだって!」



へ〜…。

すごいな、それって・・(笑)


私はたいして興味もなく、
そのまま真実と侑里と帰った。