私は、けん君を迎えに行った。


やはり、けん君は、空き地にいた。


「お〜〜〜?ちびのちぃ子だ〜〜」


私はそれを無視し、メルちゃんを地面に置いた。






時間が止まった。



『さあ。殺りましょうか。』


「うん・・・」


気持の悪い緑色をしてる、液の入った小瓶を貰った。

それを、けん君の口に流しこむ。


また、メルちゃんを抱いた。


時間が戻った。


「ん・・・・・??ぐっ・・・うう う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あっあああああ!!!! わあああああああっ!」


もがき苦しんで、倒れこむけん君。


「どおしたの???」

「けん君????」

他の子達が集まってくる。


私も、凄い罪悪感に襲われた。


「・・・ちぃ・・・ちぃ・・・」



「何!?けん君!!!」


「本当は・・・うう・・・ちぃがっ・・・ああ・・・大好きだよっ・・・ぐうう・・・」


え!?


「ちびなんて・・・言って・・・ごほっごほっごめんねっ・・・」


あああああああああああっ


・・・死んだ・・・嫌だ、嫌だ!

やなやつって一瞬でも思った・・・


私は、なきくずれた。