私は、駅で友達と別れて一人家に向かっていた。



駅から徒歩10分あれば余裕で付く所に両親と弟と暮らしてた・・・。



弟の翼は、いつも私を助けてくれる、可愛い弟。



葉琉(シスコンとも言うのでわ?)

麻紀(黙りなさい葉琉。翼は、可愛いからいいの!)

葉琉(そうですか・・・。)



いつもなら、家で私が帰ってくるを待っているはずなのに、



この日は、違った。



改札を通ると私を探しているであろう翼がいた。



私を見つけた、翼が急ぎ足でこちらに向かってきた。