「なんかごめんね?いっぱい迷惑かけちゃって。」



「全然いいって。てか先風呂入って来いよ。
俺の後嫌だろうし。」



「え。いいよ!先に入って?」




「いや!蜜柑からでいいから!
遠慮しなくていいぞ。」




じゃあお言葉に甘えて・・・

「じゃあ先入らせてもらうね?」




「おう!ゆっくりして来い!!」



「うん・・・。ありがと。」




あたしがバスルームに行き始めた時
燵夜に声をかけられた。



「蜜柑着替えないよなぁ?
ちょっと待ってろ。」




燵夜はそういってどこかに消えてから
手に何かを持って戻ってきてそれをあたしに渡した。





「はい。これデカいと思うけど
着替えれないよりいいだろうから・・・。」



渡されたのはグレーのスウェットだった。



「ありがと。」



燵夜が着てた服・・・。
なんか着るの恥ずかしいかも。