「蜜柑!!」



名前を呼ばれて秀二先輩の方を向いたら
また抱きしめられた。




段々と顔が近づいてきたからキス
されるんだと思って目を閉じてたら
おでこにキスされた。





「・・・・・・へ?」




「ん?・・・あ!キスされると思った?
俺、そんなにすぐ手出さないよ。
お前のこと大事だからお前が許して
くれるまでちゃんと待つからさ!」





「はい、ありがとうございます。」





やっぱり秀二先輩は優しい。



アタシのことちゃんと大事にしようとしてくれてる。


アタシのことを傷つけないように大事に、、、



だからアタシも秀二先輩のこと大事にしたいと思った。





大好きな先輩を悲しませないと
心に誓った。