全然ヤンキーの面影がない。




この子がヤンキーなんて意外だった。
しかも最強と呼ばれたヤンキー。




俺は信じられなくてついつい
ガン見していた。




そんな視線に気づいたのか



「何?何か聞きたいことでもあるの?」


と言ってきた。





そりゃぁ聞きたいことは沢山あったけど
失礼かと思って


「いや、何もないよ。ただ。。。」

と言った。




「ただ?」






「思ったよりいい子そうだなって思って」





これは本心だった。
思ってより全然いい子そうだった。
てかきっといい子なんだと思う。