...ん？待てよ？


渚はあたしと燵夜が一緒に住んでること言ってなかったよね？


しかも今あたし燵夜と喧嘩中・・・。




「あのー・・・。えっとぉ・・・。」




「なんだよ？はっきり言えよ。」




えぇい！もうどうにでもなれっっ！！



「じゃぁ言うよ！！あたし今燵夜と一緒に住んでるから！！でも今喧嘩してるからちょっと帰りにくい！！そんだけ！！！」





渚は一瞬固まってしまった。
その後かなりパニくりながら




「・・・は？どういうこと？一緒に住んでる？
じゃあ付き合ってんの？？え？？」



と言ってきた。





「渚。落ち着いてよ。あたしと燵夜は一緒に住んでるっていうか今は居候させてもらってる。それには色んな事情があって・・・。
とにかく付き合ってるとかじゃないから。」






「色んな事情って・・・？」





「それは・・・ちょっと言えない。」



渚のこと信用してないわけじゃない。でもやっぱりママのことはまだ話せない。