体育館裏。


そこのある一角が、私の練習場所。

誰も知らない場所。

そこで私は自主練習をする。



空がきれいに見える。
自然の音しかしない澄んだ場所。



私はこの時間が好きだ。







私の相棒を吹く。

力強く、でも透き通った綺麗な音で。




その姿を誰かに見られているなんて私は知らなかった。