「あれっ?ない!」



「無いん?」



「全部食べてもうた。今最後のやつ食べてる。」



「じゃあそれもらう。」



「え?」



圭吾が近づいてきて唇を合わせた。



「んっ…やっ…」



圭吾の舌があたしのキャンディーを奪った。



「美味いじゃん。これ。サンキュー♪」



そう言って圭吾は去った。