「俺等も行くか」
「そうだねー」
「ほら、春行くぞ」


潤ちゃんに腕を
摑まれヨロヨロに
なりながらも歩く.


「あは、春ちゃん死んでる」
「・・・朔。片方の腕支えてくれ」
「りょーかいっ!」


・・・どうすれば
この悲しみから
抜け出せるんでしょうか.


…・…・…


私と市の出会いは
中学2年生の
クラス替えだった


たまたま席が
近くなって
それから仲良くなった

だから


朔ちゃんも
潤ちゃんも
愛ちゃんも


皆中学からの
大切な友達なんだ.

もちろん
市もだけど・・・