「っていう、お話。」
「ふーん。」
と、ゆづき。

「可哀想なお姫様。」と、メルヘンが好きな真織。


「え~そうかな?」
と、私。

今、何をしてるのかというと…文化祭の話し合い。

劇をする事になって、私が知ってる物語を、話してる。



「こら!おまえら、ちゃんとしろ!」

「山崎センセ、この話どう思います?」

「私、話がベタすぎると思うんですよね。」