「…はっ?純ちゃん?」 人生でこんなに走った事はない。 息を切らして、たどり着いたのは 私の運命を変えたmoon。 「何だよ急に!どうかしたのか?…てかお前、学校じゃねーの?」 そして、このmoonで奇跡的に出会って 私の人生を動かした妹尾と言う男。 「あの……妹尾さん!…今朝ここに置いてたお金と部屋の鍵…誰が置いて行ったか分かりますか?!」