そこには、担任でもなく

クラスメイトでもなく

私の苦手な学年主任がいた。


低めの声で私をキリッと睨む。

それが怖くて目を見て話した事がない。

顔もあんまり見たことない。


「ちょっときなさい。」

(や…やっぱり。)


しかし、私が連れて行かれたのは

カウンセリング室だった。