いつもだったら、トイレに行ってから 屋上に行くのが日課だった。 でも今日は初めてルートをかえた。 「はいはーい!誰かしら?」 明るくて陽気な声が聞こえて来た。 「伊東です。」 「もしかして、伊東 純さん?」 「はいそうです。」 私は初めて保健室に出向いた。