そして姉、ティイラは父に向き直ると信じられないという動揺と自分への恐怖が入り交じったような表情をした。 「お父様まで…。私がすべてやったのね」 聞き取れないぐらいの大きさでボソッとつぶやいた。 ティイラはゆっくりと俯く。 「いやぁああ゙――」 悲鳴をあげた。