「バカって何…っ!!」



レオの言葉に
反抗しようとしたら、

顔が間近きあったことに
気づいて一人赤面。





『お前は、ずっとオレ様のモノ』


そう耳元で囁かれ…
妖艶に笑った彼は、


わたしの唇に優しく
自分のそれを
重ね合わせた。


初めてのキス。

すごく幸せな気持ちだ。








第十二章終