「あ、ゴメンね?」

「俺さ、もうダチとかと思う存分話したから、次は百合と二人っきりになりたいんだけど」

「うちもどっか行きたい!」

みんなとお別れするのには早くて寂しいけど…

翔と二人っきりになれるんなら全然平気♪

「じゃあ…っ、行きますか!」

翔は右手を差し出す。

「うん♪」


私は左手を翔の右手と重ね合わせた。