人が人を減らす為の最終手段。
首脳陣が考えた計画は人造人間
を無差別に殺すこと。

不老不死の人造人間だが、唯一
の弱点は作り手である人間。

人間にある国が開発した
殺人兵器のDNAを組み込むこと
で対人造人間用の大量殺人兵器
が誕生する。

だが、そのDNAに対する適合者で
無くては力が発揮出来ない。

そのDNAは強い生命力を持ち、
多くの人間は拒絶反応を起こし
死んでしまった。

結局、誕生した殺人兵器は5体。

彼らは命令に従い、無差別に
人造人間を殺していった。


そんな中、思わぬことが起きた。

殺人兵器が体内に持つウイルス
に人造人間が感染し、世界中に
蔓延してしまったのだ。

これにより、予想以上の数の
人造人間が命を落とし、今度は
逆に人口過疎に陥ってしまった
のである。

そして、今までのツケが回って
きたように、資源は枯渇。

大気・土壌汚染により、植物の
育たない荒れ果てた地が日本中
を埋め尽くした。

世界的に水不足、食糧不足に
陥り、最悪なタイミングで日本
は戦争を始めた。

水や食糧を巡って、世界的な
大戦争が起きたのである。