その後、犬に戻ったひなたをブラッシングしてリボンも綺麗に結び直してやった。
今度、ペットショップで犬用のブラシを買おう……。
歯をみがきに部屋を出るとリビングにお姉ちゃんがいて少し気まずかった。
みがき終えて部屋に戻ろうと通り過ぎようとすると、お姉ちゃんはあたしをそっけなく呼び止めた。
「あんた犬のひなたと寝てるの?人間のひなたと寝てるの?」
なんつー言い方すんだよ……この女。
「……ひなたは犬なの。そう言うのじゃないから」
ムッとして言い返すとお姉ちゃんはさらに冷たく言い放った。
「犬って言うけどヒモじゃないの?男を飼ってることに変わりないもの」
「え……」
ヒモ……
言われてみれば……
え?
そうなの?
「でも犬だし……!」
「犬ね……あたしは若くて可愛い男を飼うつもりだから」
「はあ!?ちょっと何それ!」
「おやすみ、電気消しといて」
お姉ちゃんは言うだけ言ってリビングから自分の部屋に消えて行った。
つーか……
はあ!?
あの女、怖っ!!
今度、ペットショップで犬用のブラシを買おう……。
歯をみがきに部屋を出るとリビングにお姉ちゃんがいて少し気まずかった。
みがき終えて部屋に戻ろうと通り過ぎようとすると、お姉ちゃんはあたしをそっけなく呼び止めた。
「あんた犬のひなたと寝てるの?人間のひなたと寝てるの?」
なんつー言い方すんだよ……この女。
「……ひなたは犬なの。そう言うのじゃないから」
ムッとして言い返すとお姉ちゃんはさらに冷たく言い放った。
「犬って言うけどヒモじゃないの?男を飼ってることに変わりないもの」
「え……」
ヒモ……
言われてみれば……
え?
そうなの?
「でも犬だし……!」
「犬ね……あたしは若くて可愛い男を飼うつもりだから」
「はあ!?ちょっと何それ!」
「おやすみ、電気消しといて」
お姉ちゃんは言うだけ言ってリビングから自分の部屋に消えて行った。
つーか……
はあ!?
あの女、怖っ!!