あたしがお風呂に入ってる間、お姉ちゃんとひなたは何を話してたんだろう……。
だだ分かるのは、この短い間にひなたとお姉ちゃんの間に上下関係が出来たと言うこと。
あたしは濡れた髪のまま、ひなたが入れたコーヒーを口にした。
「アマ!どこがちょうどいい甘さなのよ……」
「あれー?味見したけど?」
「味見って……あんた飲んだのこれ……」
一口だけ飲むとあたしはコーヒーをテーブルに置いた。
お姉ちゃんをチラっと見る。
「ねぇ……何でひなた人間になってんの?」
「さっきよく見れなかったから。可愛い顔してるじゃない?体も綺麗。可愛い顔のわりに立派なもんついてるし」
「は!?見たの!?……何それ信じらんない……」
「ひなたのことあたしが躾してあげてもいいわよ?仕込んであげてもいいわ」
「いらないから!!」
冗談でもお姉ちゃんが言うと生々しい……。
「ひなた部屋行くよ」
「はーい。お姉ちゃんおやすみなさい」
お姉ちゃんにニコニコ手を振るひなたにあたしは何だかいい気分じゃなかった。
だだ分かるのは、この短い間にひなたとお姉ちゃんの間に上下関係が出来たと言うこと。
あたしは濡れた髪のまま、ひなたが入れたコーヒーを口にした。
「アマ!どこがちょうどいい甘さなのよ……」
「あれー?味見したけど?」
「味見って……あんた飲んだのこれ……」
一口だけ飲むとあたしはコーヒーをテーブルに置いた。
お姉ちゃんをチラっと見る。
「ねぇ……何でひなた人間になってんの?」
「さっきよく見れなかったから。可愛い顔してるじゃない?体も綺麗。可愛い顔のわりに立派なもんついてるし」
「は!?見たの!?……何それ信じらんない……」
「ひなたのことあたしが躾してあげてもいいわよ?仕込んであげてもいいわ」
「いらないから!!」
冗談でもお姉ちゃんが言うと生々しい……。
「ひなた部屋行くよ」
「はーい。お姉ちゃんおやすみなさい」
お姉ちゃんにニコニコ手を振るひなたにあたしは何だかいい気分じゃなかった。