お姉ちゃんがお風呂に向かったタイミングでひなたを連れて部屋に戻った。
「ねぇ、あんた誰かに飼われてたりする?あたしが本当に初めての飼い主なの!?」
さっきの疑問を勢いでひなたに聞く。
ひなたはベッドに向かい布団に潜り込んだと思うと人間の姿になって上半身を出した。
「はーいミリちゃん、ぎゅーてしよう」
「あ?聞けよ!テメー何してんだよ!?」
「だってミリちゃんが認めてくれたんだもん」
「は?訳わかんねーんだよクソ犬!」
「……クソて」
ひなたに鼻で笑われてムカついた。
殴りたかったがひなたの裸を意識して近付けない。
布団で下半身は隠れているが今の奴は真っ裸だ……。
「あんたって何……」
「んー。それ今更、聞くの?」
黙り込んだあたしにひなたは目を細めてふっと笑った。
「飼い主はミリちゃんだけだよ。だって俺、ミリちゃんの犬だから」
こいつズルイ……
あたしに何も言わせない。
「ミリちゃん来て?」
ひなたがおどけて両手を広げる。
あたしがバカみたいに吸い寄せられそうになってると、背後から突然お姉ちゃんの声がしてドアの開く音がした。
うわ
最悪……。
「ねぇ、あんた誰かに飼われてたりする?あたしが本当に初めての飼い主なの!?」
さっきの疑問を勢いでひなたに聞く。
ひなたはベッドに向かい布団に潜り込んだと思うと人間の姿になって上半身を出した。
「はーいミリちゃん、ぎゅーてしよう」
「あ?聞けよ!テメー何してんだよ!?」
「だってミリちゃんが認めてくれたんだもん」
「は?訳わかんねーんだよクソ犬!」
「……クソて」
ひなたに鼻で笑われてムカついた。
殴りたかったがひなたの裸を意識して近付けない。
布団で下半身は隠れているが今の奴は真っ裸だ……。
「あんたって何……」
「んー。それ今更、聞くの?」
黙り込んだあたしにひなたは目を細めてふっと笑った。
「飼い主はミリちゃんだけだよ。だって俺、ミリちゃんの犬だから」
こいつズルイ……
あたしに何も言わせない。
「ミリちゃん来て?」
ひなたがおどけて両手を広げる。
あたしがバカみたいに吸い寄せられそうになってると、背後から突然お姉ちゃんの声がしてドアの開く音がした。
うわ
最悪……。