涙目のあたしにレミが近寄り尋ねた。
「てか、いなくなったって……連絡取れないの?」
「向こうは携帯とか持ってないし」
「マジ!今時ケータイ持ってないの?じゃ、家電は?」
「……いいの。待つから」
あたしは鼻を啜ると食べかけのカレーを口に運んだ。
待つことしか出来ない。
ひなたは普通の男の子じゃない。
連絡の取りようがない。
だからどうしようもない。
あたしは涙を喉の奥に押し込むようにカレーをパクパク口に運んだ。
レミ達は微妙な表情で顔を見合わせるとシオリが話題を変えて話し始めた。
「そう言えばさ、三年の転入生知ってる?」
「あ!見た見た!」
ミサキが話に乗るとレミが鼻で笑った。
「え?何。三年とか知らね〜」
「先輩がカッコイイって噂しててさー。覗き行ったらマジ格好いいの!」
「知らね〜。つーか三年のクラスまで普通、見に行くか?」
「は?レミムカつくんですけど?」
ミサキとレミがふざけている間、あたしはカレーを綺麗にたいらげた。
「てか、いなくなったって……連絡取れないの?」
「向こうは携帯とか持ってないし」
「マジ!今時ケータイ持ってないの?じゃ、家電は?」
「……いいの。待つから」
あたしは鼻を啜ると食べかけのカレーを口に運んだ。
待つことしか出来ない。
ひなたは普通の男の子じゃない。
連絡の取りようがない。
だからどうしようもない。
あたしは涙を喉の奥に押し込むようにカレーをパクパク口に運んだ。
レミ達は微妙な表情で顔を見合わせるとシオリが話題を変えて話し始めた。
「そう言えばさ、三年の転入生知ってる?」
「あ!見た見た!」
ミサキが話に乗るとレミが鼻で笑った。
「え?何。三年とか知らね〜」
「先輩がカッコイイって噂しててさー。覗き行ったらマジ格好いいの!」
「知らね〜。つーか三年のクラスまで普通、見に行くか?」
「は?レミムカつくんですけど?」
ミサキとレミがふざけている間、あたしはカレーを綺麗にたいらげた。