翌日は朝から雨だった。
じめじめした教室で4時間目の授業を受けながらあたしは自分の髪の枝毛を探す。
頭もプリンだしそろそろ美容室に行きたい。
授業が終わるとレミ達と食堂に向かった。
カレーやうどんの匂いでよけいにお腹が空く。
食堂はたくさんの生徒で賑わっていたが、いつものようにシオリ達が場所をとっていてくれたのであたし達はすんなり座れた。
「ね。ユリ、今度ダブルデートしない?」
席についてしばらくすると突然、レミがユリに尋ねた。
ユリは一瞬驚いて顔を曇らせた。
「てか、あたし彼氏いないから」
「だから聞いてんの。今度、彼の友達とあたしの友達連れてどこか行かないかって彼と話しててさー」
「ごめん行かない……他当たって?」
「え〜無理?」
ユリが断るとレミはしばらく黙ってあたしに顔を向けた。
「そういや、ミリ。彼氏と上手くいってんの?あんた全然、話題に出さないけどさー」
その言葉に心臓がビクンと跳ねた。
じめじめした教室で4時間目の授業を受けながらあたしは自分の髪の枝毛を探す。
頭もプリンだしそろそろ美容室に行きたい。
授業が終わるとレミ達と食堂に向かった。
カレーやうどんの匂いでよけいにお腹が空く。
食堂はたくさんの生徒で賑わっていたが、いつものようにシオリ達が場所をとっていてくれたのであたし達はすんなり座れた。
「ね。ユリ、今度ダブルデートしない?」
席についてしばらくすると突然、レミがユリに尋ねた。
ユリは一瞬驚いて顔を曇らせた。
「てか、あたし彼氏いないから」
「だから聞いてんの。今度、彼の友達とあたしの友達連れてどこか行かないかって彼と話しててさー」
「ごめん行かない……他当たって?」
「え〜無理?」
ユリが断るとレミはしばらく黙ってあたしに顔を向けた。
「そういや、ミリ。彼氏と上手くいってんの?あんた全然、話題に出さないけどさー」
その言葉に心臓がビクンと跳ねた。