リビングに行くとパジャマのままのお姉ちゃんがソファーに横になりテレビを見ていた。
「お帰り……」
「ただいま」
いつも通り……お姉ちゃんの休日のだらし無い過ごし方。
ただひなたの姿がない。
鞄を部屋に置いた時、あたしの部屋にはいなかった。
トイレ?風呂?
「ひなたは?」
何気なくお姉ちゃんに聞くとお姉ちゃんはチラッとあたしを見てテレビに顔を向けた。
「返したわよ……」
「え?何?」
「飼い主に返した」
「……え」
一瞬、お姉ちゃんが何を言っているかわからなかった。
「って、え?なんて!?」
「だから、飼い主が訪ねて来たのよ。あんたひなたを拾ったんでしょ?ひなたには飼い主がいたみたいで返してあげたの」
「は!?嘘でしょ!?」
「ホントみたい」
飼い主て!!
そんなの聞いてねーよ!!
「お帰り……」
「ただいま」
いつも通り……お姉ちゃんの休日のだらし無い過ごし方。
ただひなたの姿がない。
鞄を部屋に置いた時、あたしの部屋にはいなかった。
トイレ?風呂?
「ひなたは?」
何気なくお姉ちゃんに聞くとお姉ちゃんはチラッとあたしを見てテレビに顔を向けた。
「返したわよ……」
「え?何?」
「飼い主に返した」
「……え」
一瞬、お姉ちゃんが何を言っているかわからなかった。
「って、え?なんて!?」
「だから、飼い主が訪ねて来たのよ。あんたひなたを拾ったんでしょ?ひなたには飼い主がいたみたいで返してあげたの」
「は!?嘘でしょ!?」
「ホントみたい」
飼い主て!!
そんなの聞いてねーよ!!