放課後のチャイムがあたしの胸に虚しく響く。
あたし優柔不断だろーが。
結局あたしはあっちゃんに別れを告げれず……うやむやのまま放課後に至る。
ユリも学校に来なかった。
帰宅しようと鞄を手に取ると笑顔であっちゃんがあたしの席に近寄ってきた。
「ミリ、一緒帰ろうぜ!」
「あれ?ミリ達、仲直りしたんだ?」
隣にいたレミがあたしとあっちゃんを交互にのぞき見た。
触れないでくれよと思いながら瞬時に無理だなと思う。
ため息を小さくついて席を立つと携帯がなった。
「ミリの携帯?出なよ?」
「ん……」
公衆電話と表示された画面に首を傾げながら出ると電話口から聞こえた声にあたしは固まった。
『あー出た出た!ミリちゃーんお腹すいた〜。棚にあるジャーキー食べていい?』
アホ犬。
どこの公衆電話からかけてんだ。
「……いいよ食べて」
『よかったー実はもう食べてんだよねー。てかミリちゃん何組?』
「は?……一組……それが何?」
『わかった。んじゃ行くわバイバ〜イ』ガチャン!
「な!?」
ガチャ切りしやがった……
てか行くって何、くんな!
あたし優柔不断だろーが。
結局あたしはあっちゃんに別れを告げれず……うやむやのまま放課後に至る。
ユリも学校に来なかった。
帰宅しようと鞄を手に取ると笑顔であっちゃんがあたしの席に近寄ってきた。
「ミリ、一緒帰ろうぜ!」
「あれ?ミリ達、仲直りしたんだ?」
隣にいたレミがあたしとあっちゃんを交互にのぞき見た。
触れないでくれよと思いながら瞬時に無理だなと思う。
ため息を小さくついて席を立つと携帯がなった。
「ミリの携帯?出なよ?」
「ん……」
公衆電話と表示された画面に首を傾げながら出ると電話口から聞こえた声にあたしは固まった。
『あー出た出た!ミリちゃーんお腹すいた〜。棚にあるジャーキー食べていい?』
アホ犬。
どこの公衆電話からかけてんだ。
「……いいよ食べて」
『よかったー実はもう食べてんだよねー。てかミリちゃん何組?』
「は?……一組……それが何?」
『わかった。んじゃ行くわバイバ〜イ』ガチャン!
「な!?」
ガチャ切りしやがった……
てか行くって何、くんな!