ひなたからドライヤーをぶん取るとあたしは自分の部屋に行って自分で髪を乾かした。
あたしの性格なんでこんな可愛くないんだろ……。
誰かに甘えるの苦手だし。
昔からそう……
甘えられる相手がいなかった。
しばらく髪を乾かしているとひなたが歯ブラシを持って部屋に入って来た。
「ミリちゃんも磨く?」
「……ありがとう」
ドライヤーを切ってひなたから歯ブラシを受け取るとあたしは無愛想に歯を磨き始めた。
無言の中、シャカシャカと歯を磨く音だけがする。
ひなたもあたしの不機嫌を察したのか一言も喋らず、ベッドに座り込んだままだ。
何だよこの空気
あたしのせいか……
無言のままひなたを放ってあたしは洗面所に口をゆすぎに行った。
あたしの性格なんでこんな可愛くないんだろ……。
誰かに甘えるの苦手だし。
昔からそう……
甘えられる相手がいなかった。
しばらく髪を乾かしているとひなたが歯ブラシを持って部屋に入って来た。
「ミリちゃんも磨く?」
「……ありがとう」
ドライヤーを切ってひなたから歯ブラシを受け取るとあたしは無愛想に歯を磨き始めた。
無言の中、シャカシャカと歯を磨く音だけがする。
ひなたもあたしの不機嫌を察したのか一言も喋らず、ベッドに座り込んだままだ。
何だよこの空気
あたしのせいか……
無言のままひなたを放ってあたしは洗面所に口をゆすぎに行った。