風呂から上がって脱衣所の鏡に写る自分の姿にため息が出た。
あたしよりひなたの方が綺麗だ……
あの犬アホなのに無駄に顔の作りがいい。
もしかしたらそう言うひなたに対する無意識なコンプレックスがあたしをイライラさせるのかもしれない。
ウケるわ……
あたしの性格の曲がりっぷり。
情けない気持ちになりながらリビングに行くとひなたがドライヤーを片手にスタンバっていた。
「ミリちゃんカモーン」
「……は?あんた待ってたの!?」
「ん?俺じゃないよ?ミリちゃんの髪」
「え……」
絶句したままひなたの髪を見るときちんと乾かしてあった。
「ミリちゃん早くー。乾かさないと風邪ひくよ?」
「……あんたのそう言うところ嫌い……」
「うはは!照れんなって!」
「違うから」
本当嫌い……
自分が惨めになるから。
あたしよりひなたの方が綺麗だ……
あの犬アホなのに無駄に顔の作りがいい。
もしかしたらそう言うひなたに対する無意識なコンプレックスがあたしをイライラさせるのかもしれない。
ウケるわ……
あたしの性格の曲がりっぷり。
情けない気持ちになりながらリビングに行くとひなたがドライヤーを片手にスタンバっていた。
「ミリちゃんカモーン」
「……は?あんた待ってたの!?」
「ん?俺じゃないよ?ミリちゃんの髪」
「え……」
絶句したままひなたの髪を見るときちんと乾かしてあった。
「ミリちゃん早くー。乾かさないと風邪ひくよ?」
「……あんたのそう言うところ嫌い……」
「うはは!照れんなって!」
「違うから」
本当嫌い……
自分が惨めになるから。