また、佐藤は未來が運転していると、よく携帯電話を触っていた。


未來は少し気になったが、チャットしてるのかな?


ぐらいにしか思っていなかった。


和歌山マリーナシティの近くにある、ロイヤルパインズホテルに泊まったときのことである。


そこは、夕陽が窓から見えて、まるで海外にでもいるかのような素晴らしい景色が堪能できるホテルで、


お風呂もジェットバスで、未來もお気に入りの部屋だった。


黒潮市場で食事を済ませ、未來達は寝室へ。



未來は佐藤に愛されぐっすりと眠っていた。


ブーブーブー


携帯のバイブの音で目を覚ました未來。


こんな時間に誰??


佐藤の携帯が光っていた。


未來はダメだと思いながらも佐藤の携帯をとり、トイレに入った。


佐藤の携帯はロックがかかっていて、メールを読むことができなかった。


しかし、未來は画像フォルダを開ける。





そこには、未來と同じか、未來より若い女の子がエッチなポーズで写っていた。

未來は気分が悪くなった。